子育てをしながら仕事をするようになって、どれだけ時間があっても足りない多忙な日々・・・。
やりたいことはたくさんあるけど、それ以前にやらなければいけないことが山盛り。。。
いろいろやらなければいけない家事がある中で、一番微妙なのは掃除です。
料理や洗濯は絶対にしないと生きていけないので嫌でもやりますよね。
ですが、掃除は最悪しなくても生きていけるのでどんどん後回しになってしまいます。
けれど、その結果どんどん汚れがたまり、ちょっとやそっとの時間とエネルギーでは解決できなくなってしまいます。
この頃になってようやく、
「あぁ~もっと軽いうちにやっておけばよかったなぁ~」
と後悔するも、時すでに遅し。。。
それを繰り返すうちにひらめいたのが、
その名も
予防掃除
大体汚れる場所は決まっているので、汚れる前にそこをしっかりガードしておくことにしました。
汚れを事前に予防することで
掃除の手間がぐんっと軽くなりました。
今回は、
そんな予防掃除の実践例と
予防掃除に役立つおすすめグッズを紹介します。
予防掃除は効果絶大
予防掃除を取り入れてから、掃除の負担がぐんっと軽くなりました。
予防掃除って聞きなれない言葉ですが、どんなことをするか知ってますか?
①汚れるものを事前になくす
②汚れをガードする
③汚れにくいようにする
①汚れるものを事前になくす
これが一番簡単なのですが、汚れて掃除が大変になるものはあらかじめ置かないようにするという方法です。
置いておくだけでも汚れが貯まるので、なくても困らないものは極力なくしてしまいましょう。
あらためて考えてみると、家の中には意外と不要なものがたくさんありますよ♪
②汚れをガードする
できる限りなくしたいけど、どうしても必要なものもありますよね。
そんな時は、汚れる前にガードしてしまいましょう。
きれいなうちにラップやホイルを巻いておくだけで、汚れたら取り換えるだけで新品の状態に戻るのでラクチンです。
③汚れにくいようにする
特にカビ汚れなどは、あらかじめ除菌しておくだけで防ぐことができます。
ちょっと手を加えておくだけで、汚れが繁殖するのを防げますよ♪
これらの具体的な実践例に関して、ひとつずつ写真で紹介していきます。
予防掃除①《汚れるものを事前になくす》
汚れそうな場所をなくすと
掃除箇所が減ります!!
①キッチンマットは敷かない

マットを敷いていないと、濡れたり物が落ちているのがすぐ分かるので、逆に便利です。
頻繁に洗濯しないキッチンマットは不衛生なので、なくしてスッキリしました。
※どうしても傷などが気になる人は、すぐ拭けるクリアマットのような素材のキッチンマットがおすすめです。
②調理台の上には何も置かない
キッチンの油汚れは時間との戦いです。
ついてすぐの汚れならパストリーゼですぐにきれいにできますが、1か月たった油汚れには、特別な洗剤と労力が必要になってしまいます。
すぐにリセットできるようにしています。
③キッチン排水溝のフタは使わない

キッチンのシンクも汚れが貯まりやすい場所です。
なので、できる限り物を少なくしています。
洗剤ラックも使わずに、横の吸水マットの上に洗剤を置いています。
さらに洗剤の下には珪藻土コースターを敷いています。
排水溝の受け皿は毎回洗って裏返し、写真のように乾かしています。
乾燥させるようにしたら、滑りもなくなりました。
常にきれいな状態なので、食器と同じスポンジで洗っています。
その代わりスポンジは100均のものを使い、週に1回交換しています。
スポンジは正しい方法で除菌しないと、排水溝なみの雑菌が繁殖するみたいなので、短いスパンで交換しています。
④お風呂の小物入れなどは全て外しておく
もとからついている受け皿は水が溜まってカビが生えやすいので、ない方が掃除が楽です。
洗顔や掃除用具などは、すべて吊り下げ収納です。
セリアのステンレスクリップで吊り下げているよ♪

夏場はシャワーだけなので、浴槽のフタも片付けています。
⑤便座カバー&フタカバーは使わない

簡単に拭けるように、便座カバーやフタカバーは使いません。
下に敷くマットだけは、クッションフロアーのシミ対策に敷いています。
⑥家具の死角を作らない
掃除機が入れないような家具の死角をできる限り減らしています。
チェスト類は壁にピタッとくっつけたり、家具と家具の間に細い隙間が空かないようにしています。

ささっと簡単に掃除できる状態にしておくと、
普段の掃除がすごく楽にラクになります。
それらが積み重なって掃除の負担がぐんっと減りました。
予防掃除②《汚れをガードする》
綺麗なおうちをキープするのは
大変なこと
そこで、とりあえず事前に汚れを予防できるところはがっちりガードしています。
①トースターの受け皿にはアルミホイル

トースターの受け皿ってパンくずが溜まったり、とけたチーズが固まったりして掃除が大変ですよね。
けれど、受け皿にあらかじめアルミホイルをまいておけば、どんなに汚れてもアルミホイルを巻き直すだけで綺麗になります。
②ハンドソープの下には吸水マット

子どもがハンドソープを使うとその下が濡れて、それを放っておくと滑りが出たりしてすごくストレスでした。
100均に売っている吸水マットをピッタリの大きさにカットして敷いています。
マットは数日おきに洗濯機で一緒に洗っているので手間いらずです。
ちなみに歯ブラシ立てにしているコップの中にも、ティッシュを敷いてます。
意外と汚れる歯ブラシ立ても、ティッシュを取り替えるだけでスッキリです。
③掃除がしにくい洗濯機もしっかり予防
なので、ホコリが入り込む前にがっちりガードしています。
排水ホースにはサランラップを巻いています。

また、普段は洗濯槽のカビ防止のためにフタを開けたままにしているのですが、フタの内側も複雑な作りになっているので、バスタオルをかけて汚れを予防しています。

タオルをかけるようになってから、隙間にホコリがたまらなくなったので、今でも新品同様です。
④ゴムパッキンにはマスキングテープ

そこで試しにマスキングテープを貼ってみると、さっと拭くだけで汚れがするっととれるように‼︎
工具用の白のマスキングテープを貼ればシンプルで目立たないし、気分を変えたいときはかわいい柄のマステを張っています。
マスキングテープは巾木やドアのレールなど、汚れたらめんどくさい場所にいろいろと使えますよ。
⑤換気扇にはフィルター
トイレやキッチンの換気扇には、フィルターを貼ってガードしています。
どれだけ汚れても、フィルターを張り替えるだけで綺麗になるのですごくラクチンです。
⑥料理するときは油はねガード

油跳ねガードを洗うのも面倒なので、100均の物を使い、定期的に取り換えています。
写真のようにできる限りまわりを囲ってしまえば、ほとんどIHまわりが汚れなくなりました。
⑦冷蔵庫や食器棚の上には新聞紙
新聞紙を載せれば、さっと交換するだけでキレイを維持できて簡単です♪
※冷蔵庫の上の放熱部分には載せないようにしてください。
⑧冷蔵庫のサイドポケットの下にはキッチンペーパー

たった1枚敷いておくだけで、汚れてきたら10秒で取り換え完了です。
野菜室なども汚れやすいので、事前に何か敷いておくといいですよ。
⑨枕や敷布団には防水シーツ

枕や敷き布団には防水カバーを使ってます。
特に子供の寝汗がひどいので、防水カバーでガードしています。
このカバーに変えてから、布団乾燥機で手入れする頻度も減ってすごくラクになりました。
洗濯してもすぐに乾くし、これを使いだしてからは、敷布団に子どもの汗染みがつくこともなくなりました。
予防掃除③《汚れにくいようにする》
事前にちょっとの手間を加えておけば、汚れにくくすることができます。
◎パストリーゼでカビ予防
例1)お風呂のコーキング(ゴムの部分)にパストリーゼを吹きかけておけば、カビが生えるのを防ぐことができます。

例2)窓付近のクロスやサッシにパストリーゼを吹きかけておけば、結露によるカビ対策になります。
例3)子どもの靴の中にもパストリーゼを吹きかけるようになってからは、嫌なにおいがすることがなくなりました。
◎浴室は防カビ燻煙材でカビ予防
浴室の念入り掃除をした後に防カビ燻煙材をやっておくと、
カビが生えるのを防ぐことができます。
手間いらずですよ♪
◎コロコロでダニ予防

毎朝起きたときに布団にコロコロクリーナーをかけておけば、ダニ予防になります。
ダニは人の髪やフケを餌に繁殖するので、毎朝コロコロできれいにしておけば、ちょっとくらいシーツの洗濯をさぼっても大丈夫です。
予防掃除のおかげで掃除が時短に
予防掃除で
掃除の負担が軽くなる
これらの予防掃除をした結果、掃除の負担がぐんっと軽くなりました。
今までは週末などにまとめて掃除をしていましたが、今では週末の掃除も朝のうちに少ししただけで完了し、日中は子ども達とたっぷりお出かけできるようになりました。
↓無理なく続けられる『大掃除のいらないおうちの保ち方』
