私は出産前まで小中学校で働いていましたが、在職中は「小1の壁」という言葉は知りませんでした。
ところが、我が子が小学校に入学した時に、
想像以上に高すぎる「小1の壁」にぶち当たりました。
自分の仕事は通常と変わらないのに、
- 子どもが帰ってくる時間は早くなる!!
- 宿題や持ち物などサポートしなければいけないことは増える!!
- 子どもが家以外で何をしているか全くわからない!!
など、入学してしばらくの間は子どもも親も毎日疲れ切った状態でした。
試行錯誤の結果、今はなんとか小1の壁を乗り越えることができたので、この経験がどなたかのお役に立てばと思い対策法をまとめました。
教員と親の両方を経験して感じた、
親子そろって小1の壁を乗り越えるために
今からできる対策
について紹介します。
目次から好きなところへとべるので、興味がある部分だけでもぜひのぞいてみてください♪
目次(読みたいところに移動)
小1の壁とは⁉親にも子にもこんな壁が立ちはだかる
小1の壁とは
子供が小学校に入学すると大きくライフスタイルがかわり、それによって、親や子の前に立ちはだかる様々な問題のこと
中には
今までの仕事が続けられなくなったり、
子供のほうが不登校になってしまう
なんてことも。
あらかじめどんな問題があるか頭に入れておけば、入学してから『こんなはずじゃなかった!』と大慌てする心配もなくなります。
一人目が初めて小学生になる場合は、どんな問題があるのか想像がつかない場合もあるので、これから紹介する事例を参考にして、各家庭で何らかの対策を立てておいてください。
ちなみに小1の壁には、
・親が感じる小1の壁
・子が感じる小1の壁
の2種類があります。
《親が感じる小1の壁》
子育てと仕事の両立が難しくなります。
- 仕事が終わる前に子どもが帰ってきてしまう。
- 学童保育に入れない。
- 子どもだけの時間が多くて安全面が不安。
- 家以外での子どもの様子が分からない。
- 親がサポートしなければいけないことが増える。
《子どもが感じる小1の壁》
壁というのは親の前にだけでなく、
子どもの前にも立ちはだかります。
- 毎日準備するものも多いし、宿題もやらなければいけない。
- 学校や学童の新しい人間関係になじめない。
- 保育園では毎日走り回って遊んでいたのに、小学校では一日中じっと座って勉強しなければいけない。
では、それらの小1の壁をどのようにして乗り越えたのかについて、今からできる対策も交えて、これから紹介していきます。
親が感じる小1の壁と今からできる対策

親が感じる小1の壁は、
- 子供が早く帰ってくる
- 学童保育に入れない
- 安全面が心配
- 家以外での様子が分からない
- 親がサポートすることが増える
などが挙げられます。
それでは、これらの壁を乗り越えるためにどんな対策ができるのか、具体的に一つずつ紹介していきます。
小1の壁(親側)① 子どもを預かってくれる時間が短くなる
保育園の場合は、早朝の7時~延長の場合は19時まで預かってもらえる園がたくさんあります。
ところが小学生になると、自分が出勤するより子どもが家を出る時間の方が遅くなってしまったり、下校時間も低学年のうちは15時ごろになります。
運よく学童保育に入れたとしても、18時までのところが多く、延長で19時まで預かってくれていた保育園のようにはいきません。
(引用元:キッズベースキャンプ)
〈働き方を見直す〉
◎今まで通りの勤務
学童や祖父母の協力を得る。
◎時短勤務に変更する
子どもが一人で留守番できるようになるまでは、時短勤務に変更するという選択肢もあります。
ところが、まだまだ社会では小1の壁が理解されておらず、小学校に上がると時短勤務の対象外になるという逆転現象の起きている会社もたくさんあります。
実際に私が働く学校現場でも、子供が保育園のうちは15時までの時短勤務が選択できるけど、小学校入学以降は定時勤務のみになります。
◎転職・退職する
残念ながら、現実的にはこちらの選択を背ざる負えない家庭が一番多いように思えます。
時間が短く融通が利くパートに転職したり、子どもが小学生の間は割り切って専業主婦にもどるという家庭がたくさんあります。
2020年に女性管理職30%を国が掲げる一方で、一番仕事でも働き盛りの30代~40代が子育てを理由にやめていかなければいけないのが現状です。
もっと国がこの問題と真剣に向き合い、子育て中のお母さんさらにはお父さんが働きやすい世の中になっていくことを期待します。
《学級閉鎖・臨時休校問題》
保育園の時は学級閉鎖もなければ、台風や暴風雨でも希望者は預かってくれるという園も珍しくありません。
ところが、小学校はそういうわけにはいきません。
大雨などの警報が発表されただけでも登校時間が遅らされたり、休校になったりします。
これらのサービスは定員制で、早めに登録しておかないと受け付けてもらえない場合もあるので、念のために今から登録しておくと、いざというときに助かりますよ。
ちなみに、私も病後児保育に登録しています。
ですが現状は、いざ利用しようと思ったら空きがなかったり、職場と逆方向の施設しか預かりをやっていなかったりと、まだまだ課題は山積みです。
今後、さらにこのようなサポート体制が充実して、お母さんたちも気兼ねなく働ける社会になってくることを期待します。
小1の壁(親側)② 学童保育に入れない
最近は核家族の家庭が増えたので、下校時間が15時だと、子どもが一人でお留守番しなければいけない家庭も多くなってくると思います。
一人で待たせておくのが不安な場合は学童保育へ入ることを希望します。
共働きの増加や核家族化を背景に年々学童保育の希望者は増えています。

その結果、
学童保育にも保育園と同じ待機児童問題というのがそびえたちます。
全国学童保育連絡協議会によると、
2018年現在の待機児童数は1万6957人にのぼると言われています。
報告されている人数がこの数字であって、実際はこれよりも多いことも考えられます。
私が住む地域でも、正社員でフルタイムのお母さんから優先され、パートや時短勤務ではなかなか学童保育へ入れてもらえないところもあるというのが現状です。
近年は民間経営の学童保育も増えてきました。
中には、英語やスイミングなどの習い事もプログラムに組み込まれていたり、
学校の登下校をバスで送り迎えしてくれるところまであります。
ところが、問題なのはその利用料金!!
公立の学童保育の利用料金が平均7000円/月なのに対し、民間の場合は月数万かかるところもめずらしくありません。
中には月に5万もかかり、保育料よりも負担が増える場合もあります。
◎いつ申し込みがあるのか
◎どのような条件なら入れるのか
また、
公立の学童がダメだった場合のために民間が経営している学童も調べておくことをお勧めします。
その場合は利用料金も忘れずに確認しておきましょう。
条件などを知っておけば、あらかじめ働き方をそれに合わせて調整しておくという選択肢もあります。
例)
週5で15時までのパート→学童には入れない
週3で16時までのパート→学童に入れる
ということもあるので、早い段階で条件を調べておくことは必須です!!
小1の壁(親側)③ 子どもだけの時間が増えるので安全面が心配
保育園や幼稚園の時は、親が送り迎えをしていたので安心でした。
ところが、小学生になると登下校中は保護者がついていないので、事故や事件に巻き込まれる心配も出てきます。
不安をあおるようで申し訳ないのですが、
実際に子どもが対象となる事件は、登校時と下校時から夕方にかけて集中的に発生しているというデータもあります。

このデータだけを見ると不安ですが、事件や事故に巻き込まれないように事前に備えておくことで、そのリスクは下がります。
《事故への備え》
事故にあわないために
- 未就学児のうちに子どもと一緒に道路を歩き、交通マナーを一緒に確認しておく
- 入学が近くなったら、子どもと一緒に登下校の道を歩き、危険な場所を確認しておく
(その際は実際と同じ時間帯で実践しておくことをおすすめします。 - 横断歩道で信号待ちするときは、なるべく車道から離れて待つ
《事件への備え》
最近は事件に巻き込まれるのは女の子とは限らないので、男女ともに備えておきましょう。
事件へ巻き込まれないために
- 防犯ブザーをもたせる
- 困ったときに逃げ込む場所を確認しておく
- 一人になる時間を作らない
- 人気が少ない危険な場所へは行かない
- フラフラと歩かず、目的の場所へささっと行く
(犯人はフラフラと一人で歩いている子をターゲットにすることが多いそうです。)
↓登下校中の安全に関してはこちら
小1の壁(親側)④ 家以外での様子が分からない
保育園の時は毎日先生が連絡帳に一日の様子を細かく書いてくれたり、不安なことは送り迎えの時に先生に直接聞いたりもできます。
ところが、小学校に上がると担任の先生に会うのは年に数回程度で、普段の学校生活の様子も子どもから聞く話でしか知ることができません。
家に帰って自分からたくさん話をする子であればまだいいのですが、あまり話さない子だと、毎日どんな様子なのか全く分からなくなります。
《話しやすい環境を整える》
言葉でいうのは簡単ですが、実際問題これはとても難しいことです。
家に帰ってきたら
“一緒に”ゆっくりご飯をたべて、
ゆっくりお風呂に入る!!
これだけでも自然と話す機会は増えてくると思います。
一番いけないのが、子どもが何かを話しかけてきたときに「忙しいから後にしてね」と突き放すこと。
そのうち子どもは気を遣って何も話しかけてこなくなります。
ところが少しずつ生活にも慣れ、自分の余裕も出てきたころに少しずつ実践できるようになってきました。
我が家でようやく定着した
『タイムスケジュール』については、
こちらに詳しくまとめてあります。

小1の壁(親側)⑤ 親がサポートしなければいけないことが増える
小学校に上がると、毎日宿題をみてあげたり、次の日の準備物を確認したりと家に帰ってからのサポートが今まで以上に増えてきます。
それに加えて、毎日大量に持ち帰るプリントやおたよりの管理も!!
《おたよりの管理》
毎日持ち帰る学習プリントは、大きなテストだけを取っておいて、土日などに間違ったところをもう一度やり直します。
おたよりに関しては、持ち物や行事などをすぐに書きうつします。
↓おたよりの管理についてはこちら↓



※そのほかのサポートについては
重要なので最後に詳しくまとめました。
《家庭学習のサポート》
帰宅後バタバタした限られた時間の中で、宿題をさせたり、勉強を丁寧に見てあげたりするのが一番負担でした。
そこでまず我が家がとった方法は、宿題などの家庭学習を習慣化させることです。
そこで、毎日必ず同じ時間(我が家の場合は帰宅してお風呂から上がった後)に、キッチン横のスタディスペースに座る習慣をつけました。
最初のうちは呼びかけが必要だったけど、しばらく経つとお風呂から上がったら自然と座るように。
座ってしまえば、あとは自然と勉強し始めています。



でも、平日は丁寧に勉強を見てあげる時間が全然ありません。
実際に学校現場で子供たちを見ていると、特に低学年の間は親のサポートがどれほど重要かが痛いほど伝わってきます。
親が丁寧に勉強を見てあげれば、小学校の間の勉強はほぼついていけます。
そこで我が家では、進研ゼミのタブレット学習『チャレンジタッチ』を取り入れています。
チャレンジタッチなら、授業の内容をおさらいできたり、間違えた問題もまたあとから解きなおしたりが自然とできて、急に娘の成績が良くなりました。
さらにチャレンジタッチなら、
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タブレットでなら自分から進んで読むことが多いです。
そんなチャレンジタッチは、
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子どもが感じる小1の壁と今からできる対策


小1の壁は、親の問題だけではありません。
小学校に入学し、今までと大きくライフスタイルが変わる子どもの前にも、高い小1の壁が立ちはだかります。
ここでうまく乗り越えられなくて、不登校になってしまう子どもも、今まで何人か見てきました。
子どもが感じる小1の壁は、
- 宿題や準備物が管理できない
- 新しい人間関係になじめない
- 授業に集中できない
小1の壁(子供側)⑥ 宿題や準備物の管理ができない
小学校になると毎日時間割りを合わせたり、鉛筆を削ったり授業で使う準備物を忘れずにもっていかなければいけません。
保育園のように毎日だいたい同じものをもっていった子どもたちにとっては、考えなければいけないことが急にたくさん増えます。
慣れない学校生活で疲れて帰ってきて、さらに家ではこの作業が待ち受けているとなると、子どもはパニックになってしまいます。
学校生活に加え学童の準備もあったので、何から手をつけていいのか分からず、とりあえず家の中にランドセルの中身がひっくり返っていました(笑)
そこで考えたのは、子どもがストレスを感じることなく次の日の準備を整えられる仕組みを整えることです。
①やることリスト


初めのうちは、帰ってきて親が早く準備しなさいと言っても一向に進まない娘。
何度も言い続ける母。
そのうち気が付いたのは、
娘は準備をしないのではなく、何から手を付けていいか分からない状態だったということです。
このリストのポイントは持ち運びできることです。
娘はこのボードを持ち運びながら、一つ一つ準備をこなしていくようになりました。
このボードを取り入れたことで、どこまで終わったのかお互いが分かるのもいいところです。
これを繰り返していくうちに、夏休みごろにはこのボードがなくても一人でできるようになりました。
《やることリスト作り方》
エクセルで作った表を100均のホワイトボードに貼り付ける
マグネットにも100均のシール(セリア)を貼る。
↓市販のものもありますよ
②学校専用ラック


初めのころは体操服を忘れていったり、ということがよくありました。
そこで、次の日にもっていくものは1か所にまとめて前日から置いておけるように学校専用ラックを作りました。
ここに制服をかけ、次の日にもっていくものをすべてまとめて置いておきます。
上のボックスには教科書が入っています。
ここを見渡して何も残っていなければ忘れ物はないというチェックもできます。
《作り方》
カラーボックスを組み立てる前に、背面版に100均のテーブルクロスを貼るだけ。
制服をかける棒は、ホームセンターに行くと専用の金具が売っているので、ドライバーで取り付ける。
あとは通常通り組み立てるだけ。
小1の壁(子供側)⑦ 学校や学童の人間関係になじめない
新しく築かなければいけない人間関係。
なんでもやってくれた保育園の先生とはちがって、クラスに一人しかいなくていつも忙しそうな担任の先生。
疲れて下校した後に、さらに続く学童生活。
こんな例も
私の知り合いにも、人と接するのが苦手な娘さんをもつ方がいます。
何とか学校では頑張っていても、さらに学童とまでなると負担が大きすぎてそのうち学校にも行けなくなってしまいました。
そこで、学童はやめて家で一人で留守番するように変えました。
とてもしっかりした子だったので、あまり心配なく留守番させることができ、お母さんが帰ってくるまでのしばらくの間は家でのんびり過ごすように。
すると、ストレスもたまらなくなったのか、学校生活も楽しめるようになったそうです。
これはあくまでも一例であり、
どうするのが一番いいのかはその子によってちがいます。
大切なのは
親がきちんと子どもと向き合って、
どうするのがその子のために一番いいのか
一緒に考えてあげること
普段から子どもとのコミュニケーションの時間は大切にしておきましょう。
小1の壁(子供側)⑧ 授業中に座って勉強することに集中できない
毎日走り回って遊んでいた保育園とは違い、一日中椅子に座って先生の話を聞く日々。
教員側もなるべく子どもたちが楽しめるような授業を考えてはいますが、それでも一日を通して座っている時間は長くなります。
4月・5月のうちは午後からの授業で寝てしまったり、集中力が続かなくてうろうろしてしまう子もちらほら。。。
特に保育園や幼稚園ごとに今までのスタイルもちがうので、その差も感じられました。
①短時間でも集中する経験をふやす!!
家庭で宿題をするときに、テレビやおもちゃなど集中力が途切れるものがない場所で勉強するようにしましょう。
家に帰ると誘惑がたくさん。
そのことだけに集中して取り組める空間を作ってあげることをおすすめします
〈宿題を見守るのは隣で〉
カウンターキッチンの前にスタディスペースを作って、親が料理をしながら宿題を見守るというスタイルが最近の流行りです。
ですが、宿題をする子の前に親がたつのはあまりお勧めしません。
なので、宿題をサポートするときは隣で見守ってあげるのがおすすめです。
↓ちなみに我が家のスタディスペースはキッチンの横にしました。


※ダイニングで宿題することもありますが、
その時は子どもの隣に座ります。
②未就学児のうちに短時間でも座っている経験を
未就学児の間に、じっと座って何かに取り組む習慣を身に付けておくことは、のちの学習活動においてすごくプラスになります。
楽しみながら自然と学べる教材が豊富なので、飽きることなく集中力を高めるトレーニングができます。
↓こどもちゃれんじの詳細はこちら



小1の壁対策で一番大切なのは『生活習慣の見直し』


小学校へ入学すると、ついつい学力のことが気になってしまい、たくさん勉強させたり塾に行かせたり。
ところが、それ以前にもっと大切なことがあります。
小1の壁を乗り越えるために一番大切なのは、
基本的な生活習慣を整えること!!
生活習慣が乱れていると、学校生活に支障をきたします。
早寝早起き
一番重要なのは睡眠時間です。
昔から「寝る子は育つ」と言われているとおり、
成長と睡眠には密接な関わりがあります。成長ホルモンは眠っている間に最も多く分泌されるので、きちんと睡眠をとることは子供の成長にとって重要な意味を持っています。
しかし統計的に見ると、日本人は欧米に比べて平均的な睡眠時間は短め。 日本人の平均身長が世界的に見て低い理由のひとつに、この睡眠時間の短さがあるのではないかと言われています。
睡眠は単に体を休めるだけではなく、成長期の体にとって大きな役割を持っているので、質の良い睡眠をしっかり確保することが特に大切です。
引用元:高光製薬
↓質のよい睡眠とは
仕事の関係でどうしても早く寝かせられない人はしょうがないですが、少しでも早く布団に入れるような工夫をしてみましょう。
身だしなみを整えて、忘れ物をしない
私が教員生活で一番実感したのは、忘れ物が多かったり爪や前髪が伸びすぎていて学校のチェックに引っかかったりすると、学力も落ちていきます。
小学校低学年って、その子のこれからの人生を形成していく上でとても重要な時期だと思います。
ですが、小学校の低学年のうちは、自分ひとりですべてを完璧に整えることは難しいと思います。
準備などをするのは本人がやった方がいいですが、最初のうちは親が忘れ物のチェックなどを必ずして、忘れていたら声掛けをしてあげるようにしましょう。
とても大切なことなのでぜひ頑張っていきたいです。
生活が整ってくると表情も柔らかくなり、その結果学力も伸びてきます。
勉強をさせなきゃと焦るのではなく、
まずは基本的なこと
・早寝早起き
・忘れ物をしない
・期限を守る
・毎日頑張れることを見つける
などを一緒に身につけましょう。
そうすれば、
大きくなるにつれて自立して
自分で実行できる子になります。
また、うちの子は3月生まれだったのでなおさら苦労しました。
早生まれの子こそ手厚いフォローが必要です!



ワーママにとって一番高い小1の壁は夏休み


子どもは夏休みだけど、親の仕事は夏休みではありません。
親はいつもと変わらぬ生活をしながら、子どもはいつもとは違う膨大な宿題を抱えている!
さらにはラジオ体操や学童の弁当まで増える!
そこで考えた二年目の夏。
親も子にも負担がかからない夏休みの過ごし方を考案して実証しました。
そんな『子どもの力がぐんぐん伸びる夏休みの過ごし方』はこちらに詳しくまとめてあります。



小一の壁を乗り越えるためにこんな対策をしておこう
ここまでで紹介した小1の壁と、それらを乗り越えるための対策を簡単にまとめてみました。
《親が感じる小1の壁》
- 仕事が終わる前に子どもが帰ってきてしまう。
⇒働き方を見直す
⇒学童に入る - 学童保育に入れない。
⇒民間の学童系施設も検討する - 子どもだけの時間が多くて安全面が不安。
⇒事前に親子で安全対策をする - 家以外での子どもの様子が分からない。
⇒親子の時間を大切にする - 親がサポートしなければいけないことが増える。
⇒管理できる仕組みを整える
⇒家庭学習を習慣化させる
《子どもが感じる小1の壁》
- 毎日準備するものも多いし、宿題もやらなければいけない。
⇒自分でできる仕組みを整える - 学校や学童の新しい人間関係になじめない。
⇒その子に合った方法を考える - 保育園では毎日走り回って遊んでいたのに、小学校では一日中じっと座って勉強しなければいけない。
⇒短時間でも集中する習慣をつける
これらに関して、今のうちにできることがあれば、さっそく対策しておきましょう。
何らかの対策をしておけば、入学後に親子そろっていいスタートを切れますよ!
また、ワーママにとってこれが一番難しいことなのかもしれませんが、親に余裕があると自然と子どもも落ち着いてきます。
低学年の時期はとても大切な期間なので、しっかりとした親のサポートが必要です。
そのためには、
まずは自分の生活を整える
我が家もいろいろな改革を行ってきて、ようやく暮らしを楽しむ余裕が出てきました。
我が家で定着した『ワーママの一日のタイムスケジュール』については、
こちらに詳しくまとめてあります。


